ハナの取り方

マウちゅうにおいてハナをとる(先行するタイプの鼠がトップに立つこと)ことは、ゲームの性質上非常に重要なことです。

この講座(?)ではその大事な「ハナの取り方」または「ハナ争いの勝ち方」を解説しようと思います。


重要な能力

まず重要な能力は瞬発力(真中の印)です。この能力がないと、逃げ鼠はスタートダッシュで出遅れることになります。「出遅れ=ハナが取れない」なのです。

次に重要な能力は根性(左から4つ目の印)です。最初の出遅れを多少はカバーしてくれます。
何故なら、マウちゅうにおいて根性は「競り合っている最中」に発揮される能力です。スタート時のハナ争い時は直線勝負と同じように競り合っていると解釈できるので、根性が高ければ高いほどハナがとりやすくなります。

参考実験
実験内容:内枠テラ、外枠昼寝八拾壱号の場合。
速力、瞬発力はテラが勝っているにも関わらず、昼寝八拾壱号が100%の確率でハナをとりました。
他のチュウ(テラとカホミラクル、スカイデグナーとスカイヴェロッサ、スーパートップとミリオキャスケード…etc)の場合でも同様の結果が得られています。例外的に、瞬発力においてあまりにも大きな開きがある場合は、そもそも競り合うことが不可能なので、いくら根性があっても無駄なようです。また、内枠と外枠を逆にした場合、競り合うことが出来れば根性チュウが先手をとりましたが、競り合うことの出来なかった場合は外枠のチュウがハナをとります。


第二回公式杯決勝の1枠と2枠、第五回公式杯Aランク戦決勝の1枠と2枠では、ともに1枠のチュウがおいていかれています。↑の赤字部分が正しいとすればこの結果に納得できるでしょう。


第三に必要な能力は速力(左から二番目の印)です。
いくら瞬発力や根性に長けていても、スピードが無ければ全く無意味でしょう。

第四番目に必要な能力は気力又は器用さです。短距離戦、長距離戦は競り合う時間が長いので、気力(=スタミナ)が大切になります。逆に中距離戦におけるハナ争いはすぐにコーナーカーブに差し掛かるので、コーナーワークを上手くするために器用さが必要です。


また、性格も考える必要があります。
性格が悪いほどハナ争いには有利で、性格が穏やかなほどハナ争いには不向きです。その代わり直線勝負では全く逆の相性を示すので注意が必要でしょう。


注:この内容は脚質が「逃げ」の鼠を対象にしたものです。「先行」の場合は「逃げ」よりややマイルドなハナ争いを展開します。「差し」「捲り」「追込」の場合、全くハナ争いに参加しません。



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